日韓VISION同盟は、今の時代がこれまでの人類史上に類がないほどの大きな転換期にあると考えています。そして、100年先の未来を見据えて、様々な領域に対してのVISIONを提唱し、実践している民間有志の任意団体です。
日本は、幕末から明治にかけての大転換期を経て、社会のあらゆる領域が劇的な変貌をとげた歴史を持っています。それは、人々のあらゆる価値観を根底からゆさぶり、教育制度、経済の仕組み、政治体制、文化芸術、医療、娯楽、ライフスタイルに至るまで、すべての時代の枠組み・パラダイムを一新させました。藩と藩で反目し殺しあっていた時代があったとは今では考えられないほど、日本は完全にひとつの国として統合されました。その大きなきっかけのひとつとなったのが、犬猿の仲といわれた薩長の同盟です。
日韓VISION同盟は、「人」「モノ」「金」「情報」の往来が高度に自由化された現代のグローバル情報知識社会にあって、地球上で国家民族や宗教が反目し、殺しあう時代を終わらせ、まず一番近くて遠い国といわれる日本と韓国のVISION同盟から、世界がひとつに、平和的にお互いの個性を尊重しながら融合されていくOne WorldのVISIONを提唱しています。
もちろんその理想は、簡単に実現できるものではありません。国家主義や地域覇権競争といった現実の厳しさは、単なる世界市民主義のような主張で実現するものではないことは明らかです。 しかし、人間の歴史が絶えざる争いや不和に陥っているのは、そうならざるを得ない原因があり、その原因から解消、変化できたならば、当然結果もすべてが変わっていくはずです。
日韓VISION同盟は、その「根本原因」に対する徹底的な追求と、それを解決できる未来技術“観術”と“イメージ言語”を、活動の中核にすえています。それによって、科学技術の発達を補う人間機能の発達、5感覚脳の認識能力(観点)を上昇させることで、今の時代の人間の尊厳性の危機と雇用問題をも解決可能な道筋をつくることができます。だからこそ、One WorldをVISIONとして提唱しているのです。
すべての人が不完全な脳の認識を超え、平和で尊厳にあふれた世界が到来している未来VISIONに向かって、世界を取り込んだ第二の明治維新のようなイメージで、日韓がまずは薩長同盟のようにひとつになること。そして、そこからアジア、欧米へと世界全体に活動の幅を広げていく未来構想で活動していきます。
新しい基準点から生まれる日本発の新パラダイムの実現のために、今後教育制度、経済の仕組み、政治体制、文化芸術、医療、娯楽やライフスタイルなど、あらゆる分野での提唱、実践を展開していく予定です。皆様と共に新時代へのチャレンジができますことを、心から願っています。