日韓VISIONフォーラム in 福岡
「強者中心の自由民主主義から、みんなが輝く尊厳民主主義へ」
会場:アクロス福岡 国際会議場他 参加人数:466名
五月晴れのもと2015年初の日韓VISIONフォーラムは、『強者中心の自由民主主義から、みんなが輝く尊厳民主主義へ』をテーマに開催されました。
戦後70年を迎え、これまでの国際秩序が大きく揺さぶられている今、アメリカを中心としたグローバリズムに追従してきた強者中心の自由民主主義の延長では、次の70年のVISIONを描くのは、もはや困難ではないでしょうか。私たち一人ひとりの未来につながる諸問題を乗り越えていく為には、明確かつ斬新な「問題の診断と処方」が必要です。
個人、そして日本と世界にとって、お互いの尊厳性を輝かせることのできる、「尊厳民主主義」の教育、経済、政治のシステムとは。日韓VISION同盟が提唱する新時代のロードマップについて、ゲストと会場の皆様と共に考えていきました。
始めに日本代表の内海氏から、日韓VISION同盟のベースになっている「NRグループ」の紹介がありました。「認識が世界を変える」を中心コンセプトに、日韓から始める新しい時代の方向性について映像を交えて共有されました。

第一部は、韓国での活動も本格的に始まり、韓国大邱広域市にて4月3日~5日初開催された、日韓国交正常化50周年記念第1回2015寿城池日韓交流フェスティバル「ヌリッショ NURITSYO」の開催報告がありました。
このフェスティバルには3日間で、のべ約2,500名が参加し、そのうち日本から400余名が訪れたことで、韓国大邱市に大きな反響を呼びました。
今回、中心となって企画運営を行ったNR KOREA統括本部長の折笠守拙氏とNURIRAプロジェクト代表のシム・ジェシン氏をゲストに招き、準備の様子や3日間の模様をスタッフ裏話も交えながら報告して頂きました。
第二部では、NPO法人PBLS代表理事・尊厳City研究所所長の大川知之氏と、観術セッション開発者・技術者育成トレーナーの平井まり氏がゲストで登場。大川氏からは、尊厳に目覚めた個人が創る「尊厳民主主義」の教育、経済、政治のシステム、尊厳City構想と、それを可能にする教育革命について。平井氏からは、人間が共通に持っている脳の観点固定の問題を突破する認識技術を土台にした観術セッションについて語られました。
後半は、第一部のゲストも交え、質疑応答を通して会場の皆様と交流を深めていきました。
会場:和の個室空間 桜坂 中洲店 参加者:262名
フォーラム終了後に行われた交流会では、フォーラムに登壇したゲストだけではなく、この場に参加した一人ひとりとVISIONを語り合う、ひとときとなりました。国籍や年齢、職業など様々な人々が共通のVISIONで結ばれ、みんなが輝く尊厳社会が今ここから始まっていると感じられる場でした。
参加者の声
韓国の立場から日韓関係、交流を見るということに気づかされました。また、韓国の教育方針の一面を知ることができて有意義でした。
– 60代男性
Q&Aが充実していて、楽しく観点を共有できました。
強者と弱者、従わせる側と従う側の構造からの脱出、本当の自由でワクワクの関係性を広げていきたいと改めて感じました。ありがとうございました。– 30代男性
どの方の話もそれぞれ重みがあり、このお話を聞けて良かった。最初から最後まで笑えました。話す人が面白かったので親近感が持てました。
若い者は経済政治などに関心がないといわれていますが、こんなに若い人が中心となって活動していることに感動を覚え、私も自分にできる形で参加してみたいと思う。ヌリッショ来年行ってみたい。– 40代女性
問題の根本原因にフォーカスしていくことは、他人でも国家間でも必要だと感じました。認識の変化にチャレンジし続けようと思いました。
– 20代男性
アンケート
戦後70年を迎える2015年、日本も世界も大きな変革のただ中にあります。
世界的な原油安、中央銀行の機能不全、IS(イスラム国)への対応、集団的自衛官や憲法改正問題、アジア諸国との歴史認識の問題、TPP交渉や沖縄の基地移設の問題…。
こういった状況の中で、アメリカを中心としたグローバリズムに追従してきた強者中心の自由民主主義の延長では、次の70年のVISIONを描くのは、もはや困難な局面を迎えています。
私たち一人ひとりの未来にとっても決して無関心ではすまされなくなっている諸問題を乗り越えていくために、今、深い洞察力で、明確かつ斬新な「問題の診断と処方」が必要です。
個人にとって、そして日本と世界にとって、お互いの尊厳性を輝かせることのできる、「尊厳民主主義」の教育、経済、政治のシステムとはどのようなものなのか。
日韓VISION同盟が提唱する新時代のロードマップを、共に考えて行きましょう!
出演者
折笠 守拙(おりかさ しゅせつ)
株式会社NR KOREA統括本部長
観術講師
岩手県出身。筑波大学にて歴史地理学を専攻。卒業後、システムエンジニアの職を経て、現代社会システムと個人の生き方のひずみを感じる。現代が抱える問題の根本解決の道を模索する中で「観術」と出会う。人間意識を次元上昇させる全く新しい認識プログラムの開発・実践に尽力、新しい文化・歴史を創造する人材育成に取り組む。2014年より韓国に活動の場を移し、NURIRAプロジェクト運営サポート、NR KOREAの経営企画、社員教育、統括本部長を務める。
大川知之(おおかわ ともゆき)
NPO法人PBLS代表理事
観術講師
尊厳City研究所代表
1977年東京生まれ。青山学院大学にて経済学を専攻。卒業後IT企業に勤めるも、「人間力」が求められている時代の流れを感じ、人材育成企業を経て商社に転職、後進の育成を通じて人間の無限の可能性を開く教育を追求する。多様な教育メソッドを学び実践する中、人間の尊厳が無視された既存の教育と資本主義システムに限界を感じていた矢先、「観術」創始者Noh Jesuと出会い、限界突破の可能性を見出す。現在は、人間の絶対尊厳から始まる経済、政治、社会システムを具現化する教育革命を日本から起こすべく、講師業及びNPO法人PBLS代表として社会活動に取り組んでいる。
平井 まり(ひらい まり)
NR JAPAN株式会社 取締役
横浜生まれ。出産を機に幼児対象の右脳開発教育、潜在意識教育をはじめ、教育プログラムのトップセールスを樹立。しかし追求するほどに母親や大人の固定概念が子供の可能性に大きく影響を与えることを痛感。1997年、観術開発者のNoh Jesuに出会い、脳開発の限界を超える突破口を見出し衝撃を受ける。以来、固定概念をほどき無限の可能性をひらく新しい教育システムとして、デジタル認識方式の技術化を研究。認識教育の開発と普及に真正面から取り組んでいる。特に最近は心理学的・脳科学的・存在論的に、認識を段階的に整理できる観術セッションの提供と、技術者の育成に力を入れ、全国、海外へと飛び回っている。
日本代表
内海 昭徳(うつみ あきのり)
観術総合研究所代表
観術講師
筑波大学国際総合学類卒業
韓国代表
Noh Jesu(ノ ジェス)
NR JAPAN 株式会社代表取締役社長
ピースプロダクション有限会社代表取締役社長
観術開発者
[HP] http://www.noh-jesu.com/
- 日時 : 2015年5月10日(日)
- 時間 : 13:30~17:30(13:00開場)
- 会場 : アクロス福岡4F 国際会議場(福岡市中央区天神1丁目1番1号)(交通情報)
- 料金 : 前売2,000円、当日3,000円、学生1,500円
- 定員 : 400名※9日18時をもって、前売り予約の受付は終了いたしました。
- 日時 : 2015年5月10日(日)
- 時間 : 18:30~20:30(18:00開場)
- 会場 : 和の個室空間 桜坂 中洲店(福岡市博多区中洲5-1-7 SPOONビル6階)(交通情報)
- 料金 : 3,000円※満員となりました